Hiroki Tominaga – Atelier

船底天井の住宅 / House with funazoko ceiling

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築30年以上のマンションの1室を分譲用に改修する計画である。
賃貸用の改修よりもさらに顧客の間口を広げる必要があるため、最小限の操作で強い個性をつくらずに、違いをデザインすることが求められた。
今回は水回りの一新とともに、RC共同住宅の天井の設定にメスを入れることとした。最上階であったので断熱材があり、天井を完全に落とすことはできない。とは言え、たかだか照明くらいしか入っていない天井裏のために300mmも400mmも天井を下げなければいけないのは勿体ない。
そこで、間仕切りを整理する中で見つけられた中央の壁ラインの天井高をめいいっぱい上げつつ、両サイドの梁型を隠すことにより船底天井とすることとした。
この小さな操作によってザ・RC賃貸的な空間から解放され、木造屋根の下にいるかのような居住空間をつくりだすことを目論んだ。
仕上げについても、無垢のフローリングを導入すると同時に、設備変更時に簡単に開けられるようなパレット天井とし、白い床壁と下地とも仕上げとも取れる木の素材を対比的に配置した。

all photo by Takumi Ota

設計期間:2015年6月-7月
工事期間:2015年7月-8月
延床面積:50.62㎡
施工会社:阿保建設

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