Hiroki Tominaga – Atelier

Sunnyhills pop-up Units

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一見変形した家形に見える五角柱の寸法体系に、秘密が隠されています。5角形平面の3辺が同じ寸法で、残りの1辺とユニットの高さが同じ、もう1辺がその1/2になっています。この寸法の整理により、いろいろな面を合わせてつないでいくことができるように、デザインしました。 催事の設営/解体は通常一晩で行われます。何度も設営・解体を繰り返す必要があるので、そのたびに設営のプロを雇うとコストが大変。そこで、電動ドライバーひとつで誰でも組み立てられるつくり方を提案しました。

一見変形した家形に見える五角柱の寸法体系に、秘密が隠されています。5角形平面の3辺が同じ寸法で、残りの1辺とユニットの高さが同じ、もう1辺がその1/2になっています。この寸法の整理により、いろいろな面を合わせてつないでいくことができるように、デザインしました。催事の設営/解体は通常一晩で行われます。何度も設営・解体を繰り返す必要があるので、そのたびに設営のプロを雇うとコストが大変。そこで、電動ドライバーひとつで誰でも組み立てられるつくり方を提案しました。

非対称な5角形なので、表と裏で形が変わり、2つをつなげるだけでも豊富な接合方法が可能です。

非対称な5角形なので、表と裏で形が変わり、2つをつなげるだけでも豊富な接合方法が可能です。

花びらのような円環状の展開を応用すると、外周から使える棚として使用可能なタワーになります。部分的に抜いたり、それぞれの花びらから腕を伸ばしていくとさらなる展開も可能です。 直線系の平面接続はもっともコンパクトに展開できる方法です。催事開催時以外の時で、場所を取らずに置いておきたい時に役に立つ展開方法です。

花びらのような円環状の展開を応用すると、外周から使える棚として使用可能なタワーになります。部分的に抜いたり、それぞれの花びらから腕を伸ばしていくとさらなる展開も可能です。直線系の平面接続はもっともコンパクトに展開できる方法です。催事開催時以外の時で、場所を取らずに置いておきたい時に役に立つ展開方法です。

立体接続は、少ないユニット数で大きく展開するための接続方法です。レンガの透かし積みのように積んでいきます。端部の角が2か所以上浮いてしまう場合にはエンドプレートをつけます。 片側から使いたい場合、両側から使いたい場合など、状況に応じていろいろな積み方が可能になります。ユニットとユニットの隙間は両側から使える棚になります。 立体接続はピン接合なので簡単に角度を変えてカーブをつくることができます。会場の大きさに応じて、適切な角度を選びます。

立体接続は、少ないユニット数で大きく展開するための接続方法です。レンガの透かし積みのように積んでいきます。端部の角が2か所以上浮いてしまう場合にはエンドプレートをつけます。片側から使いたい場合、両側から使いたい場合など、状況に応じていろいろな積み方が可能になります。ユニットとユニットの隙間は両側から使える棚になります。立体接続はピン接合なので簡単に角度を変えてカーブをつくることができます。会場の大きさに応じて、適切な角度を選びます。

円環や直線系の積み方にさらに回転を加えると、その形は無限に変化します。 活用法の第一弾として阪急梅田の催事場用にユニットをデザインしました。

円環や直線系の積み方にさらに回転を加えると、その形は無限に変化します。
活用法の第一弾として阪急梅田の催事場用にユニットをデザインしました。

阪急梅田に初登場したポップアップショップ

阪急梅田に初登場したポップアップショップ

 "関わりやすいデザイン"についていつも考えています。デザイナー以外の人たちが、積極的にデザインに参加したくなるような枠組みを用意してあげること。復元力(レジリエンス)を高めて、簡単につくったり壊したりできるデザイン。それこそがこの先の世代のデザインの表現につながっていくのではないかと考えて、このユニットのアイディアとガイドブックをつくりました。僕の手を離れた先でいつか名作フォリーに出会えると嬉しいです。

“関わりやすいデザイン”についていつも考えています。デザイナー以外の人たちが、積極的にデザインに参加したくなるような枠組みを用意してあげること。復元力(レジリエンス)を高めて、簡単につくったり壊したりできるデザイン。それこそがこの先の世代のデザインの表現につながっていくのではないかと考えて、このユニットのアイディアとガイドブックをつくりました。僕の手を離れた先でいつか名作フォリーに出会えると嬉しいです。

このユニットはSunnyhills Japanのデパート催事場やイベントなどで使われる什器の設計として依頼されました。しかし什器と使い方を限定してしまうと、使わない時に場所をとるだけで勿体ない。そこでいろいろな組み方で家具になったり、小さなフォリーになったりするようなユニットを提案しました。
”新しいフレキシビリティ”について考えています。建築も家具も四角形の方が当然フレキシビリティが高い。一方で丸かったりうねうねと角がない建築には使いやすさを超えた楽しさがあります。これに対して少しだけ自由で、かつ少しだけ制約のある四角形+1くらいのデザインに可能性を感じています。+1のカタチがPC(ポリティカル・コレクトネス)を超えた、定量化された楽しさにつながっていくと同時に、制約のある自由度の中で誰でも新しいカタチにたどり着くような”関わりやすいデザイン”を目指しました。