明治時代から代々住み継いできた住宅を建て替える、70歳前後の夫婦のための小住宅です。
元々商店が並ぶ街道沿いだった建ち方にならって軒を通りに出して下を駐車場とし、南の通り側からの採光を得るために大きなドーマー窓が乗っています。
これによって通り側が寝室、奥が落ち着いたリビングという反転した平面計画となっています。
大きなドーマー窓には半透明の床が張られ、正月や盆休みには帰省した子供たちの寝床となっています。
敷地面積:226.10㎡
建築面積:102.30㎡(新築部分81.36㎡) 45.2%
延床面積:98.33㎡(新築部分 65.97) 43.5%
設計期間:2014年10月初旬-2015年4月初旬
見積期間:2015年4月初旬-5月末
施工期間:2015年6月初旬-12月下旬
設 計:富永大毅建築都市計画事務所
構造設計:ディックス構造設計部 田村尚土
施工会社:(株)丸長ホーム
新建築住宅特集2016年7月号掲載
AICA施工例コンテスト2017 最優秀賞 受賞
photo takumi ota