私鉄沿線駅前の木賃アパートの建替えプロジェクト。建物手前と奥に縦断する大階段を設けて二つに分け、2-3Fを4戸のメゾネットの長屋として計画しました。谷となる階段の上部や通りの裏側に、プライバシーの守られた広いバルコニーを確保した上で、集合住宅の動線部分を街に開放することで、容積率に対する賃貸面積を最大化しつつ、街の質が変わり得るような木賃アパートとして計画しました。
延床面積:363㎡
設計期間:2017年3月中旬-4月中旬
設 計:富永大毅建築都市計画事務所+
倉林貴彦建築事務所