Hiroki Tominaga – Atelier

杉板連子のオフィス / office with wooden door

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「杉板連子のオフィス」
ビルの1室に新規移転したオフィスインテリアである。使われていないときにブラックボックスになってしまったり、ガラス張りが故に入りにくくなってしまうオフィスの会議室。この執務空間と会議室の間の壁を、壁とも建具ともつかないような杉板の連子とし、それぞれを引くことで無双連子のように会議室を仕切れるようなつくりとした。連子とは建具や欄間に使われる、縦または横に長い木材や竹材が一定間隔で繰り返される意匠のことである。
連子には無塗装節有りの杉板を使うことで触れたくなるような生々しさを残し、好きなように引き分けることで会議室を会議以外にも積極的に使えるようなデザインとしている。会議室は350mm上げ床されていて、段差に腰掛けやすいデザインとし、オフィスの隅ではなく働いている頭上のすぐ手の届くところに植物を植えた。こうしてこの空間に積極的に関わるプレーヤーを増やすための操作をいくつも仕掛けることで、働く場を与えられた空間から、もっと自分で設える場所として取り込んでもらえればと考えている。

延床面積:190.82㎡
設計期間:2014年6月初旬-6月中旬
見積期間:2014年6月中旬-7月初旬
施工期間:2013年7月初旬-7月中旬
設  計:富永大毅建築都市計画事務所
施工会社:森トラスト㈱

photo by Hiroki Tominaga Atelier