Hiroki Tominaga – Atelier

【旅行記】滋賀県3日目

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無事台風過ぎた3日目。
昨日雨で断念した日吉大社のふもと坂本の町を散策。
石垣がたくさんある坂の寺町。

小堀遠州の庭がある滋賀院門跡にて鯉の餌やりをするきりすけ所長。

 

京都もそうだったけど、生垣は混ぜ垣が圧倒的に多く、自然な感じがある。

見かけた蕎麦屋。
幾重にも時間が重なっている感じ。

南下して大津方面へ。
西武大津(菊竹清訓)
階段が多くなる百貨店建築の形式ををきちんとかたちにしていてすごい。

前面がひな壇状で両サイドに階段、裏は駐車場という合理的な形式。

開店前で入れずだったけど、あまり形をうまく使っているという感じがしない。

 

大津を過ぎてそのまま東へ。

20年近く滋賀に想いを馳せた理由。

mihomuseum (i.m.ペイ)。

まずエントランス+レストラン棟が出迎える。

来てみてなんでこんな山奥に美術館があるのかようやく理解した。

 

かなり繊細な木ルーバー。

20年以上たっているとは思えない綺麗さ。

全国各地旅してきて思うのは、メンテナンスできる経済的余裕もそうだけど、

結局愛される建物が長生きする。

そこから美術館までトンネル内を歩く。

美術館つくるためにトンネルと橋なんか作らないでしょ普通。

地形に繋がるガラスの入母屋が迎える。

 

凄い世界だった。

ここはパラレルワールドかってくらい建築に使われている素材も

本当に本物?みたいな古代の展示物も物凄いんだが、

2ヶ月の期間展示のために、子どもでも楽しめる物凄い凝った分かりやすい展示してて感心した。

帰りは電気自動車で戻ることに。

そのロータリーがまるでパンテオン。

いや、凄いところでした。

近くの信楽に移動。

たぬきのイメージが強い信楽焼きだが

およそ200人くらいの陶芸家が今もいていろいろ作品をつくっているそう。

なぜか登窯をカフェにするのが流行ってる。

信楽伝統産業会館 (川崎清)

統一されたテクスチャ感とうねっとした壁の重なりでできてる感じ、

どこかヘルツォークとか2000年頃のオランダ建築ぽさあるが、77年竣工

改修したらかなり面白い建築になりそうなんだが。。

昭和から抜け出せてない感じがある。

文五郎窯 で丼とコーヒーカップを衝動買い。

コンクリートにモルタルが部分的に塗られていてオシャレ。

 

京都に向けて戻り始める。

最終目的地 石山寺へ。

本当に石山の上にある。

多宝塔。

ハイブリッド。

斗栱がちゃんと円形に沿って回ってるのとか、

当時学会があったら学会賞ものだよななどと思う。

 

下山。

とにかくこういう苔生したとこ歩いた旅でした。

夏は暑いけど緑に包まれる感じいいね。

終始人も少なく、快適でした。

 

ということで京都駅に戻って無事事故もなく完走。

きりすけ所長 もおつかれさまでした。

滋賀県を回る富永大毅建築都市計画事務所 の夏休み2018でした。